ハニーシガレット 【完】






そんなこんなでやって来たのは最近出来たお洒落なカフェ。

学校の友達が可愛かったと言っていた通り内装はモダンな感じでゆったりとしたとても雰囲気の良いお店だった。




「薫くんは何にする?」

「コーヒー」

「また?」


カフェイン摂りすぎじゃないかな?と思ったけれど薫くんはコーヒーが好きだから仕方ない、と、あたしは何にしようかな?とメニューを捲る。



あ、このケーキ美味しそう。

でもこのパフェもいいなぁ、あ、この抹茶のアイスも良さそうだなぁ、と、豊富なメニューに目移りをしていると、“当店人気No.1"と書かれた箇所を見つけ、人気No.1なら間違いないよね!とそれに決めた。



「決まった?」

「うん⋯!」


薫くんが店員さんを呼んでくれて注文をする。



「えっと、このストロベリーチョコレートバナナハニーとロイヤルミルクティーを下さい」



薫くんのコーヒーの後にあたしがそう言うとぎょ、と薫くんの眉間に皺が寄ったのが見えた。