ハニーシガレット 【完】






さっきまでサンサンと降り注いでいた太陽の光も、雲に隠れてしまい、今は控えめに温かさを伝えてくれている。

そのせいで少し肌寒さは増したはずなのに、走っているせいか身体はポカポカと温かくなっている。



「つはぁ、⋯、」


運動はあまり得意ではないけれど、ヒールで走るなんてハードルが高いけれど、夢中で走った。





寝坊なら、別にいい。笑って許すから。

だから、だから⋯。




何事もありませんように。