お昼休み、約束通りメロンパンとおまけの牛乳パックを手にして趣里といるあたしの所までやってきた陸斗。
「ほい、柑奈のおかげで何とか課題終わったわ」
「ありがとう。次からはちゃんとやらなきゃダメだよ?」
「へいへい」
軽く頷く陸斗は絶対に次もやって来ないだろう。
しかも、「でも柑奈って頭は別に良くないだろ?答え間違ってたら嫌だな~」なんてふざけてるのか本気なのかわからない失礼な事を言う。
「なに、その言い方」
「まあまあ、」
「今すっごく嫌な気分になった」
「悪い、悪い」
「⋯でも大丈夫だよ、今回の課題は薫くんと一緒にやったから」
ふふん、と自慢する様に鼻を鳴らしたあたしに一瞬動きを止めた陸斗。
「あー、まだ付き合ってたんだ」
ポツリと呟いた陸斗にあたしは目を見開いた。



