翌日、あたしは毎日セットしているアラームの音で起きられなかった。
パ、と目が覚めた瞬間、激しい頭痛と寒気、起き上がるのも億劫になるほどの身体の怠さに襲われ、「クシュンっ」と、クシャミが出る。
風邪を引いたかもしれない。
いや、確実に風邪を引いてしまったと、どこからか聞こえてくるお昼のチャイムに頭を抱えた。
お父さんは出張でいない。
どうしよう、無断で学校休んじゃったよ⋯。
身体の奥は熱くてたまらないのに身体の表面は凍えるほど寒くて布団を被るべきか剥ぐべきか悩む。
と、その前に薬だけでも飲もうと重くなった身体に力を入れてベッドから降りればフラ、と目眩を起こした。



