「よろしくねー、あたし初音っていうから!」
「あっ、はい⋯。よろしくお願いします」
「ごめんね?薫の彼女さんだとは思わなくって!」
「全然!全然構いませんから⋯!」
取り繕う様にニコニコと笑う初音さんに、本当は仲良くなんてしたくないけれどここはグッと我慢。
だって絶対初音さんは薫くんが好きだから。
あたしの事こんなガキが薫くんの彼女?と言いたげな初音さんに、わかりやすく嫌な態度を取ってやっぱりガキって舐められたくない。
それに、嫌だけど、妬いちゃうけど初音さんは薫くんの大学のお友達で、バイト先も同じ。
薫くんの迷惑なはなりたくなかった。



