モヤモヤした気持ちを全て、陸斗相手に吐き出した。
「溜まってんなぁ、お前⋯」
あたしのマシンガントークを聞き終えた陸斗は引き気味で苦笑いを零した。
「溜まってるっていうか⋯うん、モヤモヤしてる⋯」
「薫先輩浮気してんの?」
「はっ!?、してるわけないじゃん!」
ふざけた事を言う陸斗にバン、と思わず机を叩いてしまった。
「だって話の流れ的にそういう事だろ」
「そういう事じゃないよ!全然!」
「薫先輩が浮気してっからバイト先に押しかけてやるって話じゃねぇの?」
「全然違うんですけどー⋯、」
陸斗の言葉にゲッソリと項垂れるあたし。
薫くんは浮気してないから。絶対。絶対に。
ただあたしが不安なだけだよ。それは浮気とかの不安じゃなくて、相手がいる事への不安ではなくて⋯。
あたしに対してそんなに愛情がないのかなっていう不安。
そこに初音さんという不安要素が加わっただけで。



