マロミさんの笑顔は、本当にわたしを優しくしてくれる。わたしの心を温かくしてくれる。

「わたくし今日は、お二人のために最高の料理を作ります。 これから夫婦になる大切な二人のために、わたしが誠意を持ってお二人を祝福させていただきます」

「……ありがとう、マロミさん」

「ありがとうございます」

 ルイトさんとわたしは、これから夫婦になる。大切な人と一生を添い遂げるために、わたしたちは夫婦としての道を歩んでいく。

「姫、せっかくですし、カルナとアレンも呼びませんか?」

 と、ルイトさんはわたしに提案してくる。

「いいですね、呼びましょうか」

 わたしとルイトさんは、カルナさんとアレンさんも呼ぶことにした。

「はい。呼びましょう、みんなで食べた方が美味しいですし」

「そうですね」

 ルイトさんと一緒にいると、本当に心が安らぐ。 なぜかすごく安心感を覚える。
 それはやっぱり、わたしがルイトさんのことを好きだからなんだと思う。

「カルティナ姫、今からこれ、一緒に出しに行きませんか?」

「……はい。行きましょう、一緒に」

 そしてわたしたちはその足で婚姻届を提出しに行き、晴れて夫婦になった。