そして、少しして百合が来た。百合が手をふってきて、一瞬誰か

わからなかった。それもそのはず、百合を知っている人間は、わ

からないだろう。いつも、肩まで伸ばしてある黒く艶のある髪を

今日は、ポニーテールで、結んでいて、服装は、普段は制服だけ

ど、いつもとちがって、かわいい。こんな可愛い姿、他の人、特

に、男に見せたくない。

「柚くん、おはよう!」

ヤバい。笑顔でこれって、死んでもいいとも思った。

「おはよう。いつも可愛いけど、今日は、いつもより可愛いね。」

「///あのね、柚くんが可愛いって思ってもらえるような服装にしたんだ」

はっ!?なにそれ。かわいすぎ。俺の理性、保つかな?お願い、保てよ。

「ありがと。いつも、かわいいとおもってるよ。」

「///うっ。あ、ありがと。それより、今日はどこ行くの?」

あっ、忘れてた。

「今日は、恋愛遊園地に行くよ。」

「恋愛遊園地!!」

説明しよう。恋愛遊園地とは、名前だけの、遊園地。アトラクションは、

普通の遊園地にあるアトラクション。なぜ、恋愛遊園地かというとーーー



作った人の、奥さんが、恋愛小説・恋愛漫画好きだから。

という、遊園地。