恥ずかしくて、顔を布団で隠した。


「ご、ごめんなさい。迷惑かけて、」

「全然大丈夫だよ。それより、体調大丈夫?」


「うん、へいき」

そういいながら、月原君と体を起こす。

月原君のおかげもあり、体調はもう万全だ。

そんなことより、

「わざわざ、泊まってもらっちゃってごめんね。」


「そんなこと、気にしなくていいよ。

むしろ、ご褒美だし、」

「え?」


「良かったよ。治って、」


「うん、本当にありがとう」





そんな、やり取りをし、


それから、朝ごはんを食べて月原君は帰った。