学校一の王子様に捕まってしまいました。








そろそろ帰ったほうがいいかな?

鞄を持って立ち上がった。


「月、原くん、帰っちゃうの?……」

物音で起きてしまったのか、

寝起きと熱でぼーっとしているのか羅列が回っていない。

かわい、

寝ているから必然的に上目遣いになっている。

やばい、涙目だし

抱きしめたい。俺の腕の中に閉じ込めたい。


「帰らないでっ、おいて行かないで……」


泣き声で言われて胸がぎゅっとなる。

可愛すぎて心臓痛い。


そんなこと言われたら帰れなくなるじゃん


「帰らないでほしいの?」

ベットの傍に座って同じ目線になる。