学校一の王子様に捕まってしまいました。



この時の俺はもう可愛いということしか頭になかった。


可愛い、可愛い

やばい

かぶりつきたい


俺のものにしたい。誰にも見られないように部屋に閉じ込めたい。


そんなことを考え始めたところで我に返る。

俺、キモすぎだろ。

閉じ込めたいとか、

女にこんなこと思う日が来るなんて、しかも初めて会った女だぞ。

そんなことを考えていると、


「あの、ありがとうございました。」

声、可愛い

少し緊張気味なのがやばい

「いや、大丈夫そうでよかった」

なるべく平然を装って応えた。


ここで関係が終わってしまうのが嫌で、頭をフル回転させて出た言葉は、