中2だった俺。
俺の家はそこそこのお金持ちで、俺は御曹司という奴だ。
小さい頃から俺の肩書き目当ての奴らから気持ち悪い視線を向けられていた。
パーティーに出れば、ご機嫌とりに大人が寄ってくる。
気持ち悪い社交辞令、吐き気がする。
思ってもないことを平気で吐く大人も、その大人の前で猫被ってる自分にも
正直、もううんざりだった。
でも、父親と母親とは仲が良く、迷惑はかけたくないと思っていた。
だから、誰にも言い出せずストレスだけが溜まっていった。
そんな俺に唯一気づいていたのは姉の亜海(アミ)だった。
気晴らしにともでも思ったんだろう。
突然、遊園地に連れてこられた。姉と二人で来てなにが楽しんだか、
最初はダルいなんて思っていた俺だったけど、ジェットコースターとか乗ってるうちに楽しんでる自分がいた。
「君、可愛いね。俺らと遊ばない?」
亜海が土産を見に行ってる時に近くでナンパをしている声がした。


