「冬休み明けくらいからバスケ部に復帰させようかなって、顧問の先生言ってたよ」
「げ、そうだった。
…バスケ部、戻りたくないな」
あんなに大好きなバスケのこと、最近忘れてた。
まだ怪我は痛むことはあるけどよくなってきている。
それこそ冬休みが終わったころには、軽い運動ならできるだろう。
「あんまりのんびりしてたらチャンス逃すよ。
いいの?」
そのとおりだ。
図書委員でも、メガネ男子でもなくなったら。
柊果ちゃんとの共通点がなくなってしまう。
「…顧問の先生に冬休み明けには復帰できそうだけど、図書委員としての仕事を片付けたいって伝えといて」
僕の言葉に麗奈は笑顔で頷いた。



