メガネの彼に溺愛されてます



ーー

図書室の鍵を開けてカウンターに座る。
借りに来るひとがいなければ基本的に暇だ。

…柊果ちゃん今日も来るのかな。


そんなことを考えながら昨日の本の続きを読んでいるときだった。


ガラッと扉が開き入ってきたのは、柊果ちゃんだ。


一瞬目が合ったと思ったら、すぐにそらされる。



そのあとはカウンターの正面にある席に座り、本を立ててなぜか僕のことをガン見。
目を合わせようとすると、本に目線を落とされて。

僕も本を読んでるふりをして様子を伺うと、またガン見されていた。

これは…こそっと僕のことを見ているつもりなんだろうか。

昨日の落ち着いた印象とはまるで違う。


話しかけようと思い席を立って少しでも近づくと、逃げるように距離をとられた。
一定の距離より近づけない。