んな……。
予想外の返事だった。
でも、自分から見返りの話を出した手前、断るにも失礼だから。
「そ、そんなことでいいなら、いつでも……。一応、真凛ちゃんにも話しておきますね」
「わあ、やったあ。ありがとう」
いいよね?
一緒に食べるくらい。
わたしはいいけど、周りの目が気になるなあ……。
飛鳥井くんはみんなのものだから、独り占めするのは正直気が引ける。
現に今だって、周りの目線が痛いし……。
「飛鳥井くんは、なんでわたしをお昼に誘ってくれたんですか?」
「えー。うーん、なんでって言われても、好きだからかなあ」
「っ、 !? っ、ごほ、……」



