「ごめんなさい! わたしが引換券のことを言ったからか、なのかはわかんないけど、鈴木要くんが京様だってことが、飛鳥井くんにバレちゃいました……」
何を言われるか怖くて、ぎゅっと目を閉じた。
だけど、何秒待っても、怒りの言葉を浴びせられることはなく……。
「なーんだそんなこと」
代わりに落ちてきたのは、抑揚のない一言。
……へ?
怒ってない……?
恐る恐る目を開けてみれば、拍子抜けした、とでも言いたげな表情の京様。
「飛鳥井はもともと俺の顔知ってるからねえ」
「えっ! 知り合いなんですか……」
「あー。付き合いはそのへんの奴らより長いな。12……13年?」
そんなに!
てことは、3、4歳の頃から一緒ってこと……!?



