「ふーん。訳ありか……面白そうじゃん」
「面白くねーよ。こんな奴いらね 」
「へぇ、ならこいつ俺が貰っていい?」
「っは?」
「俺こいつのこと気に入ったー!」
「なんで。こいつが可哀想」
「大丈夫!親父は許してくれるから」
「……だめ」
「ん?」
「こいつは俺が預かってる」
「ニヤッ」
「べ、別になんもねーよ!」
「俺なんも言ってないけど」
『あのー、。私どうすればいいのでしょう……』
「ここに住めば」
『あ、はい…』
「ぷっ」
「な、なんだよ!」
「別に?面白いなーっと」
「……」
同室のゆき…?って人がギロリと睨んでいる
「わ、悪かったって。そんなに睨むなよ」
「……で、何しに来たんだよ」
「これからあそこ行こうと思ってたんだけど雪も行くか?」
「こいつが居るからいい」
「城田ちゃんも連れていけばいーじゃん」
「だめだ」
「?なんで」
「べ、別に何ってことはねーけど…」
「ならいーよな。城田ちゃん!行くよ〜」
『えっ、え?えっ、ちょ、ちょ、、ま、待って……』
「ん?どーかしたの?行こっ」
『はい……』
私はこのちょっとうるさい人の押しに負けてどこかに行くことになった
「は?ちょ、待てよ、!」
「早く準備しないと置いてくぞ〜」
「いや、待てよ……」
私は今どこかに連れていかれるらしい?
ちょっとうるさい人はすっごく強引で。
そしてそれを見ている敬語の人はクスクスと笑っている
笑っているくらいなら私のことを助けてよ!と思いながら