「る、瑠架……まだ、私のこと好き？」

じわっと涙が溢れるのを我慢しながら言えば、瑠架は優しく笑ってくれた。

瑠架
「好きだよ。言ったしょ？いつまでも待つって」

「っ……ほ、本当？これも私の勘違いとかじゃないよね？」

勘違いだとしたらもう無理。

だけど、涙を拭ってくれる瑠架の手が冷たくて勘違いじゃないってわかる。

瑠架
「本当だよ。俺が好きなのはずっと彩葉だよ」

ずっと……。

心変わりなんかしてなかったんだ。

瑠架
「やっと両想いになれた」

「最近距離置いてたのは？」