月下美人【番外編】

ぎゅっ、とカバンを持つ手に力が入る。

瑠架
「それで昨日……休んだの?」

うっ……。

何も言えず頷くことしかできない。

瑠架
「はぁー……まじか、めっちゃ嬉しい」

………え?

バッと顔を上げれば、今までにないくらい頬を緩めてる瑠架と目が合った。

……?なんでそんな顔するの?

瑠架
「彩葉、勘違いさせてごめんね」

「か、勘違い?」

な、なにを?

……まさか。

「わ、私のこと最初から好きじゃなかったの……?」