▷▷彩葉side


「彩葉〜?もう朝よ?起きなさい」

「お母さん……」

気がつけば朝になってて、お母さんが来た。

お母さんは私の顔を見るなりびっくりした。


「彩葉どうしたの……?」

「……今日行く気分じゃないわ」


「そう……お休みの連絡しておくわね?」

「ありがとう」

お母さんは何も言わずにとっくに乾いた涙を拭ってから出ていった。

「はぁ……」

今は瑠架に会えない……。