瑠架が何考えてるのかはわからないけど。


「恋したいなー俺も」

「いずれできるんじゃないの」


「どーだろーね。まぁ応援してっから頑張れよ!な!」

雅がここまで応援してくれてるなんて意外。

なんの接点もなかったのに。

全部翠のおかげね。

お菓子の本を買って、お店を出た。

瑠架
「っ彩葉?」

え?

名前を呼ばれて横を見れば、女の人を連れて歩いてる瑠架がいた。

嘘……本当に女といる。


「瑠架、その女誰?」