「うん!」

アートを額縁に閉まってその場を離れた。

すっごいいい出来!

初めて聖七とお揃いの物を作れて嬉しい。

聖七
「嬉しい?」

「うんっ!……あ」

や、やば、つい素直に言っちゃった。

チラッと聖七を見れば、

聖七
「まじか……やば、俺も嬉しいんだけど」

と、柄にもなく照れながら言った。

っ……か、可愛い。

今日くらいは……素直になろう。

「……聖七」

聖七
「ん?」