月下美人【番外編】

なんて考えてれば、聖七が餃子を陽菜のカレーに置いてくれた。

聖七
「陽菜が何を思ってんのかはわかんねぇ。わかんねぇけど一度も心変わりしたことなんかねーよ」

「っ……バカ聖七」

聖七
「お互い様だろ!おら食うぞ!俺陽菜と行きたいとこあるんだし!!」

「はぁい」

それからカレーを食べて、改めて構内の文化祭地図を見た。

聖七
「なぁここ!ここ行くぞ!!」

「思い出作り?の教室だって」

聖七となにか作れるってことなのかな?

楽しそうだし、行ってみよ!

──ドンッ!