保健室の扉を勢い良く開けると、ベットのカーテンが開いた。


「凄い勢いかと思ったら、風?」


今にも死にそうな顔色で、カーテンから姿を表したのは幼なじみの咲。


俺程では無いが女にモテる。


咲の顔を見てニタリと笑みを浮かべた。


「どうしたの?」


たまの事を誰かに聞いて欲しくて、聞いて欲しくて堪らなかったんだ__


「なあ、俺ってモテる?」

「そうだね」


だよな。

さっきも女の子が俺の周りに集っていたし、どう考えてもモテるよな。