「あれ?翔君?」

「あれ?えっと、、名前出てこない」

「亜依子だよ」

「あぁ!そうだ!久しぶりだね!元気してた?」

「うん」

「相変わらず可愛いね!」

私は顔は笑っていたが目は笑ってなかったと思う。

一言で言えばたった2年でかーわーりーすーぎー!!!

オデコやほっぺはニキビでいっぱいだし髪の毛は茶髪ロン毛で凄いチャラいし、眉毛は線?眉毛の形変じゃね?

つか、肌の色黒すぎ!焼き過ぎじゃねぇ!?

返せ!あの時の翔君を返せ!

肌が白くて爽やかだった翔君を返せ!

私の初恋を返せ!

目の前のしげる松崎化してる翔君を包丁で滅多刺しにする妄想でなんとか理性を保ち

「最近何してるかな?」

などの近況の会話を続けた。

「おい!野村何してんだよ!」

「おお、岡田!」

翔君の名字は野村って言うんだって思ったらその話しかけてきた岡田は言った。

「うわ!何この子めっちゃ可愛いじゃん!知り合いなの?連絡先交換しない?」

おおおお!こいつもドングリみたいな見た目してるが女子相手に結構グイグイ行くんだなと思った。

見た目とは裏腹に女慣れしてんだなと思った。