クールで無口(大嘘)な白井くんは愛が重い




「わたしも一緒に、アルバム作りたいです」

「っほんとうですか」

「はい。……あ、お金……」

「いらないです」

「いらなくないですよ、いりますよ、ふたりで作るんですよね?」

「そうなんですけど……」

「じゃ、じゃあ、2冊目! 2冊目はわたしが」

「えっと、それも大丈夫です」

「大丈夫じゃ、…………あの、白井くん。もしかしてなんですけど」



もうすでに2冊買ってきてるんじゃ。



「……そのもしかして、だと思います。たぶん」



そんな。



「でも宮坂さんが隣にいなかったことで少し自制はきいていたと思うんですよ、2冊でとどめました」

「…………たくさん撮っていきましょうね!」

「はい!」



もう深いことは気にしないでいこう、そうしよう、未来を見るんだ。未来に駆け出せ。そんな感じ。