「話の腰を折りました、すみません」
「いえ、かわいいですね」
「はい?」
「すっごくかわいい表情で、俺にはどのことかわかんないですけど何かに喜んで、そのあとはっとしたように真剣な顔になって堅苦しく言うから、かわいいと思って」
「かわ……、基準、おかしくないですか?」
「宮坂さんがかわいいので」
そんな……。
「あ、えっと、それぞれの思い出も共有しつつ写真を増やしていく、って話でしたよね!」
「そうです。……っていっても、俺が勝手に言い出して勝手にアルバム買ってきただけですし、強制するものではないんです」
「え、でも」
でもわたしも素敵だなって思いましたよ、と言おうとして、白井くんがまだ何か続きを言おうとしていることに気がつく。
ついさっき話の腰を折ってしまって申し訳なく思ったところなんでした、1回黙ろう。



