クールで無口(大嘘)な白井くんは愛が重い




友チョコ、と、検索ホームに打ち込んで。


消す。



好きなひと、と、打ち込みかけて、消す。



好きとか好きじゃないとか、それが恋愛感情だとかそうじゃないだとか、わからない。



友だちの延長が恋愛感情の向く相手、って考え方とはちがうのだろうか。白井くんの中ではきっとちがうんだろうな、だって、知り合ったと同時に告白……告白、して、くれてるんだよね、白井くん。もらってるんだよね、わたし。



恋のしかたはひとそれぞれだと思う。でも、それが双方でちがうってなってくると、もしかして問題なのかなあって。



乗り越えられる何かを見つけられたなら、きっと、上手くいくと思うんだけど……恋愛初心者、そんなのわかんない。



わかんないことは話し合ってふたりで決めていこう! ってできたらきっと理想のお付き合いなんだろうな、でもそれが難しいからずっとうまくいくはなかなかできないんだろうな、──……ずっと。



白井くんは、いつまでわたしのことを好きでいてくれるんだろうな、なんて、わがままで図々しくて、なんだかとげとげしていそうなことを考えてしまった。