「ご、ごめんなさ……っ」 ぽろりと涙をこぼした百瀬さんに、はっと我に返る。 ……やってしまった。 不良たちのお姫様に啖呵切ってしまった私は顔面蒼白。 俺たちの大事な女になにしやがるとか言われて報復されるかもしれない。 「え、あ……き、気分悪いんで。帰ります」 ぎこちなく笑みを貼り付けながら、私は逃げるように不良たちの巣窟から抜け出した。