たすけて!田中くん



「やっぱり田中くんは最高の友達だね」

「……は?」

「い、痛い!」

「は?」

頬を思いっきりつねられながら凄まれてしまう。

そろそろ友達って認めてくれたっていいと思うんだけど。


「で、なにされた」

「えっと、殴られたりはしたけど」

頬から手が離れていき、田中くんは眉間に皺を寄せながら視線を下げる。

できれば気づかれたくなかったけれど、それは無理がありそうだ。


「え、シャツ……いやなんで」

「ええっと、これはその」

ボタンが取れて下着が見えてしまっている私に対して、田中くんが理解できないといった険しい表情になる。