たすけて!田中くん



「凪ちゃん?」

「自分のことくらい自分でなんとかしろ!」

「へっ?」

「へっ?じゃない! 誰が代わりになってたと思ってんだ!」

私が怒っている意味がわからないのか、みんな唖然としている。

もうこれ以上この人たちに関わっていたら、私はどうなってしまうのかわからない。


巻き込まれて拉致だってされかけたんだ。

田中くんのことは私がなんとしても守るしかない。



もう金輪際、こいつらとは絶縁してやる。





「てことで、今日はお別れの挨拶をしにきました」