空には黄色い半月が輝き、モニカの部屋の柱時計は二十二時をさしている。
ナターシャと居間のソファで談笑していたが、侍女は部屋に引き揚げる時間だ。
「モニカ様、お休みなさいませ」
ナターシャが立ち上がり、姿勢正しくお辞儀する。
「おやすみなさい。なっちゃん、今日も一日ありがとう」
モニカはドアまでナターシャを送る。
また朝になれば会えるのに寂しくなるのは、それだけモニカがナターシャを信頼し心を開いているからだろう。
相手にも同じ思いでいてほしいと、ドアノブに手をかけたナターシャをモニカは呼び止めた。
「ねぇ、そろそろ敬語をやめてもらえない? 様もつけないでほしいわ」
けれども侍女の分をわきまえているナターシャに首を横に振られた。
「とんでもございません。モニカ様がどんなに気さくなお嬢様であっても私は使用人ですから」
はっきりと拒否されてしまい、モニカはしょんぼりと肩を落とす。
するとナターシャがモニカの手を握り微笑んだ。
「口調は変えられませんが私はモニカ様が好きですよ。お可愛らしくて純粋で。ずっとお側でお仕えできたらと思っています」
「なっちゃん!」
ナターシャと居間のソファで談笑していたが、侍女は部屋に引き揚げる時間だ。
「モニカ様、お休みなさいませ」
ナターシャが立ち上がり、姿勢正しくお辞儀する。
「おやすみなさい。なっちゃん、今日も一日ありがとう」
モニカはドアまでナターシャを送る。
また朝になれば会えるのに寂しくなるのは、それだけモニカがナターシャを信頼し心を開いているからだろう。
相手にも同じ思いでいてほしいと、ドアノブに手をかけたナターシャをモニカは呼び止めた。
「ねぇ、そろそろ敬語をやめてもらえない? 様もつけないでほしいわ」
けれども侍女の分をわきまえているナターシャに首を横に振られた。
「とんでもございません。モニカ様がどんなに気さくなお嬢様であっても私は使用人ですから」
はっきりと拒否されてしまい、モニカはしょんぼりと肩を落とす。
するとナターシャがモニカの手を握り微笑んだ。
「口調は変えられませんが私はモニカ様が好きですよ。お可愛らしくて純粋で。ずっとお側でお仕えできたらと思っています」
「なっちゃん!」


