モニカが彼女たちの気持ちを理解できるのと同じように、彼女たちもまたモニカに共感してくれたのではないだろうか。
自分たちの代わりに愛する人と未来を生きてと、モニカは言われた気がしていた。
モニカは顔を上げて左右を見る。
愛しい夫と子供たちがいるのを確認してホッとし、再び目を閉じて祈る。
(あの時、皆さんが助けてくださったおかげで今の私はとても幸せです。ありがとう。どうか安らかに。そして願わくば、聖女のいらない未来が訪れますように)
【完】
お読みくださいましてありがとうございました。
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昨年は読者の皆様に支えていただき書き続けることができました。本当にありがとうございます。今年もなにとぞよろしくお願いします!
2022.1.6 藍里まめ


