シュナイザーからの愛をやっと信じることができたモニカは、大災厄の到来にもかかわらず歓喜していた。
それと同時に内から強大な力がみなぎるのを感じて、両手を握りしめ張り切った。
「あなたは命に代えても私が守るから安心して」
しごく真面目な思いで言ったのに、シュナイザーが噴き出す。
「アホか。それは俺のセリフだ。夫として妻を命懸けで守ると誓う」
(妻……)
思わず赤くなったモニカの頬を、シュナイザーの黒髪がくすぐる。
至近距離にある翡翠色の瞳が愛しげにモニカを映しており、口づけを与えられてモニカの胸は高鳴った。
「死ぬ気はない。俺たちならきっと奇跡を起こせる。大災厄を鎮めてふたりで生き残るぞ」
「うん。約束よ」
翼竜の速度を限界まで上げて、ふたりはロストブを目指すのだった。
それから数時間してふたりは、小さな泉にナツメヤシの林と聖堂のある聖地に降り立った。
「砂が痛いわ……きゃっ」
「俺に掴まれ。大災厄か、なるほどな」
シュナイザーが周囲の風を弱めてくれるからなんとか会話ができるが、そうでないなら横殴りの砂風が吹きつけ呼吸するのがやっとだろう。
それと同時に内から強大な力がみなぎるのを感じて、両手を握りしめ張り切った。
「あなたは命に代えても私が守るから安心して」
しごく真面目な思いで言ったのに、シュナイザーが噴き出す。
「アホか。それは俺のセリフだ。夫として妻を命懸けで守ると誓う」
(妻……)
思わず赤くなったモニカの頬を、シュナイザーの黒髪がくすぐる。
至近距離にある翡翠色の瞳が愛しげにモニカを映しており、口づけを与えられてモニカの胸は高鳴った。
「死ぬ気はない。俺たちならきっと奇跡を起こせる。大災厄を鎮めてふたりで生き残るぞ」
「うん。約束よ」
翼竜の速度を限界まで上げて、ふたりはロストブを目指すのだった。
それから数時間してふたりは、小さな泉にナツメヤシの林と聖堂のある聖地に降り立った。
「砂が痛いわ……きゃっ」
「俺に掴まれ。大災厄か、なるほどな」
シュナイザーが周囲の風を弱めてくれるからなんとか会話ができるが、そうでないなら横殴りの砂風が吹きつけ呼吸するのがやっとだろう。


