璃奈と結ばれてからの
この数時間。

心臓が爆発すんじゃね?って
心配になるほど
バクバクが鳴りやまなくて困る。

お互い無言で
ただただ歩いていた時間も
結構あったし。


「これから毎日
 俺の声を聴きながら
 眠りにつけよ」

「毎晩、電話で私と
 おしゃべりして
 くれるってこと?」


「一日の最後は、
 好きな女の声を
 脳に焼き付けたいしな」


明らかに
ハズイことを言いきった俺。


璃奈は
耐えられなかったのか

「桜ちゃん。
 顔真っ赤になっちゃうから
 そういうことサラッと
 言わないでよ~」

と、両手で顔を隠している。


そんな
可愛く照れる璃奈を見て
俺の欲望が沸き上がる。