いつも堂々としていて 凛と背筋を伸ばす桜ちゃん。 俺様で。魔王並みにドSで。 自分の意志を曲げない。 そんな彼が 恥ずかしい気持ちを 押し殺しながら、 必死に私への想いを 伝えてくれた。 そのことが嬉しくて 自分がこんなに 愛されていたんだと 幸福に包まれて 嬉し涙が流れそうになる。 ――桜ちゃんに 幸せのお返しがしたい。 そう思った私は、 机に寝そべる桜ちゃんの頭に 手を伸ばす。 頭をなでようとした…… のに……