俺の気持ちに気づけよ、バーカ!



「まぁ
 自分の気持ち伝えるのは
 勇気がいるわなぁ」

「……うん」

「相手が
 どんな奴か知らないけど。
 オマエが告れば、99%は
 オッケーもらえるんじゃね?」

「だから私が……」

「残りの1%は俺用な」

「え?」

「たった1%の奇跡が
 空から降ってくるのを、
 俺は一生かけて
 気長に願ってることにするわ」



桜ちゃんは
手に取った花束で、
私の頭を軽くポンと叩くと

「双子サンタに、
 練習が休みになっっても
 自主練しとけ!って
 伝えとけよ」

悪そうに微笑み
レジに歩き出そうとしたから

私は慌てて立ち上がり、
桜ちゃんの手から
花束を奪う。