「双子サンタに
ケツ叩かれてんのに、
ヘタレを突き通すわけにも
いかねぇよな?」
……ん?
「大事なもの失うのが怖くて
ビビりまくる俺の人生、
もう終わりにするわ」
どういう……こと?
「俺は今日、璃奈に
宣戦布告をしに来た」
「宣戦……布告……?」
聞きなれない言葉に
首が傾く。
「オマエに、好きな男が
いるのはわかってる」
うわっ。
桜ちゃんが好きで好きで
たまらないってバレバレ?と、
驚きで声まで
出なくなっちゃった。
「俺を家から排除したいくらい、
その男に
璃奈が惚れてるってこともな」
桜ちゃんの言葉の意味が
なかなか理解できなくて
……
……
えぇぇぇぇ?
ななな…、何その
とんでもない勘違いは!!
完全に
私の涙が止まっちゃったよ。



