俺の気持ちに気づけよ、バーカ!



「だって亮くんが
 聞いたって言ってたよ」

「何を?」

「クリスマスイブに
 彼女と過ごすか聞かれた桜ちゃんが、
『まあな』って答えたって」



目を見開き、
さらに顔を
青白く染めた桜ちゃん。

テーブルに肘をついたまま
両手で顔を覆い
うなだれている。


「あれは……
 俺の……願望で……」

「ん? 願望?」

「うわっ。
 今の忘れろ。マジで!」

「忘れろって言われても……」


「あぁぁぁぁ、もう!
 なに自滅してんだよ、俺。
 マジでカッコわりぃじゃん」


顔を赤らめながら、
髪をかきむしる
桜ちゃんの姿。

テンパって
取り乱して
余裕のない感じ。

なんか可愛い。