「大丈夫だよ、桜ちゃん。 すっごく似合ってるよ」 「……そう?」 「うんうん。 女子の憧れる 童話の王子様みたい」 「オマエは?」 「えっ?」 「だから、俺の格好。 あぁ~。 なんで伝わんないかなぁ、 俺の言いたいこと!」 桜ちゃんの言いたいことかぁ。 全然わかんないよ。 3年前に出会った時から ずっとね。 「璃奈はどっちが好きかって 聞いてんの」 「どっちって?」 「ジャケット姿の俺と…… ジャージ姿の……俺……」