俺の気持ちに気づけよ、バーカ!



『オマエ、今、休憩中?』


違いますけど……

桜ちゃんに会う勇気がなくて
隠れているんですけど……


『カフェの店長に、
 璃奈のことも一緒に
 注文したんだけど』


店長が言ってたこと
本当だったんだ!


『オマエさ、俺のこと
 恨んでるわけ?』


う…う…
恨んでなんかないよ!


『俺に会う気ないなら、
 帰るわ』


ひゃっ、待って待って。


『じゃあな』


まだ、帰らないで!



スマホの画面が静かになった。

ハッとなり、
私は飛び出すように店内へ。


テーブルに座る桜ちゃんを
瞳に映すも

桜ちゃんは
スマホをポケットに突っ込み

筒に差し込んであった
お会計伝票を手にしたから

ひゃぁぁぁぁ。
桜ちゃんが帰っちゃう!!

混乱状態のまま
私は慌てて
桜ちゃんのところに。