怒りが込み上げてきた。 激しすぎて コントロールできそうもない。 今にも 璃奈を怒鳴りつけそうで それは 絶対に阻止したくて いっそ 呼吸を止めたいほど。 ほら。 俺のこういうとこが、 璃奈と 釣り合わないんだよ。 璃奈の幸せを 心から願えない。 好きな女が、俺以外の男を 思い浮かべるたび、 璃奈を攻撃したくて たまらなくなる。 人間として どうしようもない俺が、 璃奈の運命の相手な わけがねぇじゃん!