あの瞬間キミに恋した

☆櫂斗視点☆

七瀬から、紗羅が倒れて保健室に行ったと聞かされた。

そして、案の定保健室に向かっている俺。

紗羅・・・大丈夫かな・・・。


そして保健室に着いた時

「んぐっ・・・ちょ・・・たくや・・・くん・・やめてよ・・・」と声が聞こえた。


ん?紗羅の声だよな?


そして俺は、保健室のドアを少し開けて中の様子を見ると・・・。


紗羅と相沢がキスをしていた。


は?なんで紗羅とキスなんかしてるんだよ?お前は!

俺もしたいのに・・・。ってこんなこと言ってる場合じゃねぇ!!!

あいつ・・・やっぱり、紗羅のこと好きだったのか!!

俺と紗羅付き合ってるって言ったのに・・・・まぁ嘘だけどさ。それなのに紗羅にキスするなんて・・・許せねぇ・・・相沢・・・。

そう思い、俺は教室に戻った。
それから、しばらくして相沢が教室に戻ってきた。


「相沢・・・話がある」

「わかったよ」

そして人気のない場所に着いた。

「で、話ってなに?」

「さっき・・・なんで紗羅にキスしてたんだよ?」

「ふっ、もしかして見てたの?覗き見するなんて、いい趣味してるね?」

こいつ・・・ムカつく野郎だな!!!

「覗いてたわけじゃね~よ!紗羅の声が聞こえたから・・・」

「でも、結局見てたってことには変わりないよね」とニヤリと笑う相沢。

「相沢俺の質問に答えろよ!」

「ふっ・・・わかったよ」

「僕は紗羅ちゃんのことが好きなんだ。ずっと前から・・・」

は?ずっと前ってことは前に紗羅に会ってるのか?相沢は・・・。


「ずっと前って・・・いつ紗羅と知り合ったんだよ?」

「ふふっ!僕のこと覚えてない?君も知ってるはずだよ?僕と君、昔会ってるからね」

は?コイツは何を言ってるんだ?
紗羅にも会ってて、俺にも会ってるって?

それだけじゃ・・・全然わかんねぇよ!!!

「ははっ。まだわかんないんだ?仕方ないなぁ・・・じゃあヒントをあげるよ」

「ヒント?」

「そう。ヒントは・・・病院だよ」

病院?なんで病院なんだ?


そして俺は、相沢の顔をジーっと見た。


コイツの顔見覚えがあるんだよな・・・。

一体何処で?

そして俺は記憶をたどっていく・・・。