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凌玖先輩の家に泊まらせてもらった次の日。
いつものように元気になってくれて一緒に登校できた。
それから、お昼も食べたりとなにかと過ごせる時間が増えたのに……。
「え!? まだ付き合ってないの!?」
「うん……」
華恋ちゃんにお泊まりのことも話してたから、よけいにびっくりされた。
「きっかけ教えてくれたときに告っちゃえばよかったのに〜」
「心の準備ができてないのにできないよっ。それに、風邪だったから起きたら忘れた……なんてことがあっても嫌だもん……」
あのときはまだ熱があると思ってたし……。
「藍澤先輩に限って、そんなことはありえないけど……」
「あと、雰囲気にのまれるんじゃなくて、ちゃんと意思が固まったら伝えたい」