凌玖先輩って、意外と甘えたがりなのかも。

そんな一面も可愛い。

わたしも保健室でやってもらって安心したから、凌玖先輩も同じ気持ちになってくれるよね。



「……はい」

「ありがとう」



にっこり微笑んで、目を閉じた。

この時間がすごく心地よくて。



いつのまにか、わたしも夢の中に入ってしまった。