「ところで、紅葉ちゃんって誰?」
「大丈夫よ。理湖をおさえた今なら教えられるわ」
「う、うん……」
おさえたって……
大丈夫だろうか……?
「簡単に言えば芸能界のトップで、とてつもない美少女ちゃんよ!」
「は、はぁ……?」
「えっとね、大物女優の相模 星羅さんは知ってる?」
「うん。」
さすがに知ってる。
テレビでもバンバン出てるし、握手もしてるし……?
とにかく思い出したら止まらないくらいには知ってる。
「その人が絶賛するほどの役者がその花園 紅葉、こと紅葉ちゃんよ」
「へ、へー」
そんな有名人に絶賛されていたとは……
まったく知らなかった
紅葉ちゃんを知らないといった自分が言うのもなんだけど……
「し・か・も! 歌も上手なのよ! だからさっきのドラマの……」
「?」
急に静かになる。
すると足元から声がした
「『ひまわりの約束のした場所は』だよ」
「そうそう、さすが理湖」
下を見ると理湖が膝と手をついた状態で、上に雫が乗っていた
まさか、おさえるって……
雫を見ればにこりと微笑む
要はそういうことだ
仲がいいようでなによりだけど……
「り、理湖? 大丈夫……?」
にっこりと微笑む
ダメだ……。よくわからない
だけど微笑められるってことは、大丈夫なのかな……?
「理湖はほっといて、話の続きをするわよ」
「う、うん……!」
「その『ひまわりの約束をした場所は』の主題歌は紅葉ちゃんが歌ってるのよ!」
「え、えっと……、どんな歌なの?」
「え? あ、あぁ。えっとね……あ、これよこれ」
雫は自分の携帯をいじり、画面をこちらに向けてくる。
画面には海とひまわりよ、とかかれている。
海とひまわり……?
関係性が全く思い浮かばない
「主題歌の名前よ」
まるで私の心の声でも聴いたかのように答えた。
「そうなんだ……?」
「あ、よくわかってないでしょ!」
「うん。」
なぜ頷いた、わたしよ
そう思っていると先生が教室に入ってきた
今度聴きなよ、と呟いて雫たちは自分の席に向かった
「大丈夫よ。理湖をおさえた今なら教えられるわ」
「う、うん……」
おさえたって……
大丈夫だろうか……?
「簡単に言えば芸能界のトップで、とてつもない美少女ちゃんよ!」
「は、はぁ……?」
「えっとね、大物女優の相模 星羅さんは知ってる?」
「うん。」
さすがに知ってる。
テレビでもバンバン出てるし、握手もしてるし……?
とにかく思い出したら止まらないくらいには知ってる。
「その人が絶賛するほどの役者がその花園 紅葉、こと紅葉ちゃんよ」
「へ、へー」
そんな有名人に絶賛されていたとは……
まったく知らなかった
紅葉ちゃんを知らないといった自分が言うのもなんだけど……
「し・か・も! 歌も上手なのよ! だからさっきのドラマの……」
「?」
急に静かになる。
すると足元から声がした
「『ひまわりの約束のした場所は』だよ」
「そうそう、さすが理湖」
下を見ると理湖が膝と手をついた状態で、上に雫が乗っていた
まさか、おさえるって……
雫を見ればにこりと微笑む
要はそういうことだ
仲がいいようでなによりだけど……
「り、理湖? 大丈夫……?」
にっこりと微笑む
ダメだ……。よくわからない
だけど微笑められるってことは、大丈夫なのかな……?
「理湖はほっといて、話の続きをするわよ」
「う、うん……!」
「その『ひまわりの約束をした場所は』の主題歌は紅葉ちゃんが歌ってるのよ!」
「え、えっと……、どんな歌なの?」
「え? あ、あぁ。えっとね……あ、これよこれ」
雫は自分の携帯をいじり、画面をこちらに向けてくる。
画面には海とひまわりよ、とかかれている。
海とひまわり……?
関係性が全く思い浮かばない
「主題歌の名前よ」
まるで私の心の声でも聴いたかのように答えた。
「そうなんだ……?」
「あ、よくわかってないでしょ!」
「うん。」
なぜ頷いた、わたしよ
そう思っていると先生が教室に入ってきた
今度聴きなよ、と呟いて雫たちは自分の席に向かった


