「そ、そうでしたか......」

「で、誰に告白するって......?」

「え、えぇぇと......」


 本人を前に言えるわけない


「き、聞き間違いだよ!」


 そういって、急いで部屋を出た


******


「うん、いいね」


 その声で写真撮影が終わる


「それで、さっそくで悪いけど、このまま撮影入っていい?」


 監督が聞いてくるが、断る理由は誰にもないようで、移動をそれぞれ開始する

 青空君とは、車が違うので、さっきのことを気にすることなく、台本を読み続けた