「うん。でも、なんで璃桜ちゃんの許嫁......?」

『お父さんの弟子の中でもとっても優秀な人みたいなの』

「......」

『男って何考えてるかわからないって顔してるでしょ』


 自信満々に言われても......

 そう思いながら鏡を見ればそれっぽい顔をしている

 そのあと、何を話していたのかは忘れたが、いつの間にか通話が終わっていた......―――――