「わぁっ、ありがとう!」

ドキッ……。

「ん、許してくれますか?」

「えへへっ、しょうがないなぁ」

普通を装ってても限界だな。

こんな可愛い虹恋がいて、好きにならない方が無理だ。

今すぐ俺のものにしたい。

本当なら、アリスなんて辞めて俺だけの羽月虹恋でいてほしい。

それから時が過ぎ、虹恋の家族と食事をすることに。

「久しぶりね〜会社大丈夫なの?」

「それが大変なんだが、上手くいけば年末までには」

「それにしても陽遊くんママがお菓子屋やってたなんてね〜」

と、大人は大人たちで盛り上がってる。