虹恋の熱さまシートを変えて、頭を撫でた。

気持ちよさそうにしてて可愛い。

「おかゆ作る時間、待ってられる?」

「うんっ!彩乃ちゃんからLINE来てるから返事して待ってるねっ」

さっきより楽になったみたいでよかった。

台所に行って卵がゆ作りに取り掛かる。

できるだけ早く済ませないと……。

あったかいスープとかも用意した方がいいよな。

出来上がった卵がゆとスープ、水と薬を持って部屋に行った。

「虹恋、できたよ」

「わぁっ、美味しそうっ」

ゆっくり虹恋の身体を起こしてあげて、低いテーブルの上にあった卵がゆを持った。

「?陽遊くん?」